シニア犬の足腰の維持のために〜重陽の節句に寄せて

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重陽の節句を祝う

月見ウサギ置物

お月見ウサギさん

 

滋賀ペット治療院の山路です
主に往診で犬猫の鍼灸治療をしています。

今日は重陽の節句ですね。
重陽の節句は、中国から伝わった五節句の一つで、もともと奇数月は「陽の月」で縁起がいいとされており、その一番大きな9の重なる日なので「重陽」と呼ばれるそうです。

菊の花を飾ったり菊の花のお酒を飲んだりしてお祝いをします。
「菊の花の露を飲んだ者が長寿になった」という伝説から、不老長寿をお祝いする日なんだそうですが、敬老の日が近いせいか、私にはどうも「重陽の節句=お年寄りの日」のようなイメージがあります。

 

シニアの悩みは人も犬も足腰の弱り

私の専門は鍼灸整体治療なので、シニアの犬猫を診る機会がとても多いです。
そして、猫さんはそうでもないのですが、犬の場合はやはり年とともに足腰が弱ってくるのが飼い主さんの悩みのタネですね。

鍼灸整体では関節や筋肉を柔らかくし、神経に刺激を入れることで足腰の動きを回復させますが、実はそれだけでは不十分です。

日常的に足腰に少しだけ負荷を与えるような運動を取り入れることで筋力の衰えを防ぎ、自力で立って歩くことを強化します。

バランスディスクに乗るダックス

バランスディスクで後ろ足に負荷をかけます

⇒ 愛犬を寝たきりにしないために日々のケアを(1)

写真は、椎間板ヘルニアのリハビリのために鍼治療をしているダックスさんです。
かなり動きはよくなってきたようなのですが、元々お散歩が嫌いなのであまり歩きたがらず、筋肉の衰えが心配とのことでした。

そこで、家でも簡単にできる足腰の鍛錬としてバランスディスクを取り入れてもらうことになりました。

幸い、おやつに目がないのですぐにディスクに乗ることを覚え、うまく後ろ足でバランスを取って立っています。
犬は重心が上半身にあるので後ろ足のことを忘れがちです。
こんなふうにちょっとずつ負荷をかけることで「後ろ足」を意識させてあげましょう。

 

バランスボールをする犬

バランスボールの練習をするゴンさん

⇒ 愛犬を寝たきりにしないために日々のケアを(2)

 

我が家のおっさん犬も後ろ足の筋力が衰えてきましたので、バランスボールで特訓中です。
(昭和世代は「特訓」という言葉が好きなんですよね!)

写真が上手に撮れていませんが、こちらもおやつで誘導して両方の前足をなんとかボールに乗せられるようになりました。

バランスボールにもいろんな形や大きさのものがありますので、その子の大きさや足腰の具合によって使い分けてあげるといいですね。

また、バランスボール以外にも家にある物を利用して足腰の運動をすることができます。
布団やクッションを利用してもいいと思いますし、小さな椅子を使ってもいいと思います。

家の中にわざと歩きにくいところを作ったり、狭いところをくぐらせるというのも全身運動になります。

 

いろいろ工夫して散歩に出られない日でも家の中で運動ができるといいですね!

 

(冒頭の写真は先日ネットで見つけて購入したお月見ウサギの置物です。
菊の花は写真撮影用に持ってもらいましたが、その後は花瓶に入れました)

 

 

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もし、この中のどれかがあてはまるなら・・・


  • シニアになったペットにずっと健康でいて欲しい。

  • 最近うちのペットは足腰が弱くなってきた。

  • 保護犬、保護猫を迎えたけど、どんなケアをしていけばいいだろう。

  • 世間で噂のローラー鍼やお灸に興味がある。

  • 自分のペットを楽にするために何かしてあげたい。