滋賀ペット治療院の山路です。
滋賀で犬猫の鍼灸整体治療を行っています。
今日は冷えを解消するお話です。
シニアには冷えは大敵
5月になりましたが、ここのところ涼しいですね。
昼間はお天気だと気温が上がりますが、昨日みたいに雨降りだと我が家は家の中がとても寒く、まだファンヒーターやホットカーペットのお世話になっています。
今日も、昼間は天気がいいのに朝晩はひんやりしてます。
玄関先に温度計を置いているのですが、なんと気温が13℃でした。
寒く感じるわけですね!
我が家は人間をはじめ、シニアばかりですので冷えはとても堪えます。
冷えるとこんな症状が出ます
東洋医学では「冷えが万病の元」と考えます。
なぜなら、冷えると血行が悪くなり、筋肉がこわばり、体の歪みがさらに血行を悪くする・・・という悪循環を引き起こすからです。
体が冷えると、
- 胃腸の調子が悪くなり、下痢や食欲不振になります
- 筋肉や関節の痛みが出ます
- 心臓や呼吸器にも不調が現れやすくなります
ということで、冷えの解消が東洋医学では最重要事項になります。
小豆パックは手軽に使える温活グッズ
体を温めるには、人間だとお風呂が一番いいですね。
私も最近はお風呂のありがたみを身にしみて感じています。
多少肩こりや頭痛がしても、お腹の調子がすぐれなくても、お風呂にゆっくり浸かって心身ともにリラックスすることで体調が戻ります。
ペットの場合にはぜひお灸をお薦めしますが、手軽に使える小豆パックもいいですね。
上の写真は、我が家のシニア犬です。
あまりいい写真がなかったのですが、ここのところ朝晩お灸や小豆パックで体を温めています。
冒頭の写真の猫は我が家の推定25歳ぐらいになるじーちゃん猫です。
こちらも市販の小豆パックで腰を温めています。
小豆パックは市販の人間用のもの(肩にかけるサイズと目を温めるものがあります)でも十分使えますが、手作りも簡単にできますね。
こちらの写真は、木綿の布に小豆を入れてたこ糸で縛っただけのお手軽小豆パックです。
この中にハーブや漢方の生薬などを入れても香りがよくなって温まります。
小豆のパワーは食べてもよし
小豆は、栄養が豊富なことでも知られていますね。
- 食物繊維が豊富
- 糖質やタンパク質が豊富
- ビタミンB1やミネラルが豊富
漢方薬としては、「赤小豆(せきしょうず)」と呼ばれ、むくみの解消や利尿・解毒作用があるといわれています。
特に、犬猫のお腹がゆるいときに炊いた小豆を食べさせてやると下痢が治まります。
最近、分子標的薬を使うせいか以前よりお腹がゆるくなりやすい我が家のシニア犬も、お腹の調子が悪くなると小豆を炊いて食べさせてやると、すぐに腸が整うようです。
体の中からも外からも温めてくれる小豆、ぜひ活用したいですね!
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