一年の終わりに生と死について考える


寝ている猫

年末も年始もひたすら寝るだけ!

滋賀ペット治療院の山路です。
滋賀県で犬猫の鍼灸整体治療を行っている動物病院です。

今日は年末にちょっと物思うことをお話しします。

一年の終わり

今年も本当にいろんなことがあった一年でした。

元旦からの大地震を皮切りに数々の災害が起こりましたし、世界を見渡せば各地で戦争が起こり、偏見や分断が一層ひどくなったようにも思われます。

 

私自身については、2月にとうとうコロナウイルスに感染してかなり体力を消耗しましたが、それ以降は特に大きな病気や事故もなく1年過ごしてこられたこと、本当にありがたいことです。

 

また、今年も多くの方とのご縁に恵まれましたこと、全ての方に感謝いたします。

ずっと以前からの念願だった海外からの学生さんたちをホームステイに迎えることもでき、異文化交流で楽しい時間を過ごすことができました。

私自身の学びや成長に大きな刺激を与えてくださったたくさんの方々とのご縁を、来年も大切にしていきたいと思います。

2024年今年の写真

生と死

一方では、多くの愛犬・愛猫さんたちとのお別れもありました。
いつも一緒にいた子たちがいなくなる、悲しくて寂しくてどうしようもない気持ちになります。

でも、生き物はいつか旅立ちます。

「生死はステージが変わるだけで命そのものの流れは変わらない」ということ。

東洋医学を学んで心からそう思うようになりました。

生と死は物事の裏表、陰陽そのものですね。
生は死があって初めて成り立つのかもしれません。
そして、死もいずれ生につながる一つのエネルギーの形です。

そう考えると悲しむことは何もないのかもしれません。

今は冬、陰の気が世界に満ちるときです。
しかし、前回お話ししたとおり、陰は極まれば必ず陽に転じます。
冬の次には春が必ずやってきます。

それと同じように亡くなった命も形を変えただけで、もしかしたら私たちとずっと一緒に近くにいてくれてるのかもしれませんし、すぐにまた別の形に生まれ変わってくるのかもしれません。

ゴンさん
ゴンさん

そうは言っても亡くなった子たちのことを思い出すとどうしようもない気持ちになるんですけどね

犬猫の養生ケアマスター講座

仕事の面で言えば、今年はずっと念願だった「犬猫の養生ケアマスター講座」を開講することができました。

これは、東洋医学の基本を学んでいただき、飼い主さんに自分の愛犬・愛猫の健康を管理する「養生ケアマスター」になっていただくというのが目的です。

当院では、「飼い主さんの手に勝るケアはない」をスローガンに飼い主さんに鍼灸の手技を応用したケアを学んでいただき、家庭でご自身の手で愛犬・愛猫のケアをしていただくことに力を入れています。

「犬猫の養生ケアマスター講座」は、その集大成とも言えるもので、ぜひ多くの方に学んでいただきたいと考えています。

新年からはリニューアル開講として、毎月動画とオンラインの面談で学んでいただく方式を取らせていただきます。

毎月いつからでも申込可能で、プランも月1回動画をお送りする「ゆっくりプラン」と今まで通り2回学んでいただく「てきぱきプラン」をご用意しました。

詳しくは下記のリンクをご覧くださいね!

⇒ 犬猫の養生ケアマスター講座

また、年末年始のお時間にペット鍼灸入門講座を動画で学んでいただくことができます。
動画配信は1月末までです。

詳しくは下記をご覧ください。

⇒ 【動画配信】ペット鍼灸入門「ローラー鍼とお灸講座」

お灸する柴犬

寒い日はお灸でほっこり!

我が家は毎年のことながら大晦日のぎりぎりまで大掃除に追われていますが、皆さんはどんな年末をお過ごしですか?

どうかインフルエンザなどで体調を崩さず、人も犬猫も穏やかに新年を迎えられますように。

そして、皆様に感謝を込めて年末の挨拶に代えさせていただきます。
来年もどうかよろしくお願いいたします。


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