立春に改めて養生について考えてみました


チロくん

チロくん、大地に立つ!

滋賀ペット治療院の山路です。
滋賀県で犬猫の鍼灸整体治療を行っています。

今回は、新しい講座についてお話しいたします。

立春と節分

今日は立春。 立春は、新しい年の始まりとする考え方があります。

そして、前日の節分は季節の変わり目として鬼が出やすい日とされているため、豆まきして邪気を払うんですね。

節分になぜ豆をまくのかには諸説ありますが、豆には鬼の目(魔目)をやっつける力があるのだとか。
「マメ(元気)で暮らす」という意味もあるようです。

鬼の面と豆

豆まき、してますか?

我が家は毎年豆まきをこってりやります。

まず、神棚に豆を供えます。
その後、奥の部屋から順に窓や戸を開けては「鬼は外、鬼は外、福は内!」と叫んで豆をまき、鬼が戻ってこないように急いで閉めます。
(これを家中やるので、次の日は掃除が大変です!)

邪気を払うというのは、災いを退けて福の神を呼び入れるだけではなく、もちろん健康で暮らすという意味もありますよね。

東洋医学と自然

さて、東洋医学的に考えると五行では冬は水。
腎が弱りやすい季節です。

五行色体表によると、腎を補う食べ物として豆が当てられています。
そのため、腎の精を補う豆には鬼を退治するような力があると考えられたのかも知れません。

このように、東洋医学の知恵というのは自然と深く関わっています。
各季節を健康に過ごすために、気候に合わせて環境や食べるものを工夫する。

でも、人によって体質が違いますから、「これを食べれば健康になる」は全ての人に当てはまるわけではありません。
同じように、「これを食べてはダメ」というのも人によって違うはずです。

「養生」は、体の健康だけを意味するのではなく、心のバランスを整えることも意味します。
ですから、一生懸命になりすぎるのも疲れてしまって養生になりません。

「養生」とは、自然を感じながらゆったり暮らすこと、1日1日を丁寧に過ごすことではないかと思います。
それは、田舎暮らしだけではなく都会に住んでいてもできることです。

三千年以上の歴史を持つ東洋医学の知恵を学ぶことで、日々の健康管理の基本を押さえながら幅広く応用することが可能です。

チロくん

まあ、ぼちぼちいきましょう

養生ケアマスター講座のお知らせ

今回、「養生」をテーマにした講座を開講することになりました。
タイトルは「人と犬猫の養生ケアマスター講座」です。

人も犬猫も、忙しい毎日の中でちょっとだけ立ち止まって心身をいたわって欲しい。
そんな思いを込めてお話をさせていただきます。

新しい季節が始まる立春に、この講座の告知ができることをとても嬉しく思います。

立春の今日、心身をリセットして新たな気持ちで養生に向き合いましょう!

講座について詳しくは下記のリンクをご覧下さい
⇒ 「人と犬猫の養生ケアマスター講座」

 


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※ 月額払いでの申し込みは10月末までとなっておりますのでご了承ください。
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