台湾研修と漢方サプリのこと

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台湾でツボの勉強

骨格標本でツボの勉強をしています

滋賀ペット治療院の山路です。
滋賀県で犬猫の鍼灸整体治療を行っています。

もう1ヶ月も前の話なんですが、台湾に研修に行かせていただいた話をしたいと思います。

台湾に研修に行きました!

10月18日、19日と台湾で中医学および漢方薬についての研修に参加させていただきました。

研修は、初日に台湾の中獣医師である鄭先生の講義を受けました。
台湾の漢方薬の会社、順天堂さんが主催してくださり、「関節鍼灸初級」と題した講義です。

午前中は「痹症」の診断と治療について、鄭先生が実際に診療した症例を交えながらお話ししてくださいました。
内容は半日でやるにはかなり高度で、鍼灸治療と漢方薬の奥深さを知ることができた講義でした。

午後からはアメリカでも伝統的な中医学の診療をされている鄭先生の息子さん(お名前の漢字が難しくて書けないんですが)も加わり、骨格標本とコーギー「ポテトちゃん」をモデルに四肢の関節治療に用いるツボの取り方を学びました。

コーギーでツボの勉強

勉強に付き合ってくれたコーギーさん

こちらも内容がてんこ盛りで、半日では覚えきれないほどの充実した学びになりました。

特に四肢のツボは、私が普段あまり使わないツボも多く教えていただき、翌日からの診療にすぐに役立つものがたくさんありました。

質問にも丁寧に答えていただきましたが、中でも印象に残ったのは関節の疾患の治療には、西洋医学・東洋医学の両方でアプローチし、西洋薬・漢方薬、鍼灸治療、レーザー治療、リハビリなどを組み合わせながらその子に合った治療をするということです。

西洋医学で治療できなかった症状が漢方薬と鍼灸で寛解する事例を紹介してくださいましたが、その逆もありますし、どんな治療もその子に合わせて選択する必要があります。

そのためには、多くの症例を経験すること、多くの先生と情報交換したり研修などの場に積極的に参加することが必要だと痛感しました。

漢方薬の活用

中医学の特徴は、鍼灸と合わせて必ず漢方薬による治療を行うことです。
日本では、鍼灸師と薬剤師は資格が全く別なので、鍼灸治療に漢方薬を併用することはあまりないと思います。

動物に関しては、獣医師の資格で鍼灸治療も漢方薬も使えるため、併用する先生は少なくありません。
ただ、漢方薬は証を立てるのが難しく、そのため「漢方薬は難しい」と考えられがちです。

順天堂の会社

台湾の順天堂さんを見学しました

2日目は午前中に台湾の順天堂さんを見学させていただき、そのあとは漢方薬を売っている店がたくさん並んだ「漢方商店街」とでもいうような商店街を散策しました。

台湾は、朝から食べるお粥にもお風呂に入れる入浴剤にも、日常食べるおやつなどにも漢方食材が入っているものが多く見られます。
「漢方薬」は日本よりも身近にあるように思われました。

考えてみたら、「漢方薬」は西洋でいう「ハーブ」と同じものですし、香辛料や調味料になっているものも多いのですから(生姜=ジンジャー、肉桂=シナモン、丁字=クローブ、など)、日本でももっと気軽に日常生活に取り入れてもよさそうですよね。

今回の研修で、当院でももっと積極的に漢方薬を使っていこうと改めて思いました。
まずは、以前にもご紹介した順天堂さんが出している「漢方サプリメント」を当院に来られる患者さんにもお勧めしようと思います。

以前ご紹介した記事はこちら
⇒ 漢方サプリキャンペーンのご案内

漢方サプリメント

新しく目の健康を保つサプリメントも出ました

今回は、新しく目の健康を保つ「順明潤」も出ました。
肝の氣の流れをよくして目に栄養が行き渡るようにします。

シニアになって氣血が滞り、目の潤いがなくなってきた犬猫に食べて欲しいサプリです。

台湾はとてもいいところでした

夜は、台湾の有名な観光地にもいくつか連れて行っていただきました。

夜の九份

千と千尋の舞台として有名な九份の夜景

我が家の白柴、チロくんにそっくりな柴犬さんにも会いましたよ!

台湾の白柴

あれ、チロくん?!

 

台湾は、人も気候も優しく、とても気持ちのいいところです。
勉強だけでなく、観光としてもぜひまた行きたいです!

漢方サプリに興味をお持ちの方は、LINE・メッセンジャー、DMなどでお問合せくださいね!
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スパニエル、お灸

  • シニアになったペットにずっと健康でいて欲しい。

  • 最近うちのペットは足腰が弱くなってきた。

  • 保護犬、保護猫を迎えたけど、どんなケアをしていけばいいだろう。

  • 世間で噂のローラー鍼やお灸に興味がある。

  • 自分のペットを楽にするために何かしてあげたい。


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