膝蓋骨脱臼にも鍼治療は効果があります
滋賀ペット治療院の山路です。
滋賀県で犬猫の鍼灸整体治療を行っています。
膝蓋骨脱臼、いわゆる「パテラ」と呼ばれる疾患です。
膝のお皿がはずれるため、足が歪んでしまいます。
小型犬にはとても多いですね。
膝蓋骨脱臼は、病態によってグレード1〜4に分けられます。
写真のチワワさんはグレード4です。
保護犬さんで、お迎えしたときにはすでに両膝とも曲がっていて、うまく歩けなかったそうです。
以前のブログでもご紹介しましたが、当院の治療では特に背骨が曲がって丸くなり、硬さが出ているところをほぐして動きをつけるようにします。
その結果、背中がまっすぐになり、腰が高くなり、姿勢がよくなります。
そして、膝の可動もよくなり、歩き方が変わります。
歩き方がスムーズになると、正しく筋肉がつくようになり、さらに足腰がしっかりしてきます。
上の写真は、立ったままで右膝を伸ばしているところです。
左右両方とも膝がはずれたままで曲がってしまったのですが、左足の方はかなりまっすぐ踏ん張れるようになってきました。
そして、初めて来ていただいたときは左右の膝とも硬くてうまく曲げ伸ばしができませんでしたが、今日は手を添えてゆっくりと伸ばすと、かなり膝が伸びるようになっていました。
最近は家でも積極的に歩き回るようになり、以前は寝るときも体を丸めてしか寝られなかったのに、先日は体を横にして少し足を伸ばして寝ていたとのこと。
飼い主さんに「鍼治療で体がだんだん楽そうになっていってるみたいです」と言っていただけるのは何より嬉しいことです!
自力で歩き回れるようになったことで、筋肉がついてきたのも体の歪みを正す要因になっていると思います。
まさに「体は動かして治す」のが大事ですね。
お口ケアジェルもいい仕事してます!
上の写真は、一緒に鍼治療を受けている同居のチワワさんです。
12月の終わり頃から左目が腫れて、抗生剤などを使ってもなかなか腫れが引かなかったそうなんですが、「もしかしたら歯周病からくる腫れかも」と考えた飼い主さん。
年が明けてから毎日お口ケアジェルを歯茎に塗ったそうです。
その結果、目の腫れが徐々に引いてきて、今では下の写真のようにきれいな目元になっています。
最初の写真はなんだか痛々しいですが、でも口の中をケアすることでこの腫れを寛解させることができたというのは驚きです。
先日、下記のブログでもご紹介しましたが、犬猫の口腔内のケアは健康維持にとても重要です。
でも、歯磨きをなかなかさせてくれなかったり、歯石がすぐについて口臭がひどくなったりと、口の中をケアするのは難しいですよね。
食欲不振、顔が腫れる、触ろうとすると嫌がる、こういう症状の裏には歯周病が隠されていることがよくあります。
「口の中が気になっているけどなかなかきれいにするのが難しい」とお悩みの飼い主さんは、一度このお口ケアジェルを試してみてくださいね。
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