滋賀ペット治療院の山路です。
滋賀県で犬猫の鍼灸整体治療をしています。
先月、名古屋市で「愛犬のケア講座〜刺さない鍼とドッグマッサージ」を開催しました。
そのときの受講者の方から、とても嬉しいご報告をいただきましたので、ご本人の許可をいただいてこちらに紹介します。
以下は、受講してくださった飼い主さんからいただいたメッセージです。
あれから3週間も経って、ようやく昨日、インスタpostしました。
しかし、その間にびっくりのことが起こりました!!
ローラー鍼始めて3週間10/17→11/9、はちの座り方が変わりました。
赤ちゃんの時からずっとおかしかったのに驚きです!!
こちらが送っていただいた写真です。
腰が曲がり、脚を投げ出して座っていたのが、きちんと脚をたたんで座れていますね!
愛犬のケア講座は、スウェーデン式マッサージとのコラボです。
マッサージもローラー鍼も強い力は必要ありません。
優しく、軽い刺激を皮膚に与えるだけで、体は変わっていきます。
というか、むしろ強い力は体を痛める原因になることがありますので、お薦めしません。
- マッサージは、優しく触れて、ゆっくりただ撫でるだけ。
- ローラー鍼は、羽根で被毛の上を撫でるように優しく転がすだけ。
たったこれだけの刺激で十分なんです。
体は「緩めて流す」のが大事!
なぜ優しい刺激だけで体が変わるのかというと、体は大部分が水でできているからです。
東洋医学的には「氣の流れをよくする」という言い方をしますが、これは血液やリンパ液・体の電気信号の流れだと考えることができます。
「氣の流れが滞る」と、体のあちこちに不調が現れます。
つまり、
- 血行が悪くなって栄養分が行き渡らなくなる
- リンパ液の流れが悪くなって老廃物が排泄されなくなる
- 神経伝達が悪くなって動きが鈍くなる
- ホルモンの分泌が悪くなって体調不良になる
といったことが起きてしまいます。
もし、マッサージやローラー鍼をするときに力を込めたらどうなるでしょうか。
皮膚の下の組織が力を加えられることで潰れてしまい、よけいに流れが悪くなってしまいます。
なので、マッサージもローラー鍼も「体を緩めて水を流すように」というイメージでしていただくのが大事です。
先ほどの飼い主さんからはさらに、
手術7/15→最後のてんかん8/29
何より、私がローラー鍼をしてればてんかんはよくなる、仮になってもよくなる、という思いに変わって明るい気持ちになれたことが感謝しかありません。
と、嬉しいお言葉をいただきました。
そうなんです。
私が「家庭でのケア」をお薦めする一番の理由は、
「いざというときに飼い主さんの手でペットに何かしてあげられる」
ということです。
年を取ったり、病気でだんだん弱ってきたりすると、西洋医学ではできることは限られてきます。
動物病院に毎回連れて行くのもペットに負担になるかもしれません。
そんなとき、家庭で大好きな飼い主さんの手で優しく触れてもらい、気持ちよくしてもらうことがペットにとって何よりも癒やしになると思います。
もちろん、飼い主さんにとっても「自分にはこれができる」ということが大きな励みになると思います。
本当に、「一家にひとつローラー鍼」がどこのご家庭にも常備されるといいな〜と思います!
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もし、この中のどれかがあてはまるなら・・・
- シニアになったペットにずっと健康でいて欲しい。
- 最近うちのペットは足腰が弱くなってきた。
- 保護犬、保護猫を迎えたけど、どんなケアをしていけばいいだろう。
- 世間で噂のローラー鍼やお灸に興味がある。
- 自分のペットを楽にするために何かしてあげたい。