春には犬もてんかん発作が増える?

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滋賀ペット治療院の山路です。
主に往診で犬猫の鍼灸治療をしています。

今年の春も早くから暖かくなりましたね。桜ももう散ってしまいました。

そうかと思うと、4月に入ってから肌寒い日が続いたり、風がやたらと強かったり。
春先には自律神経がついていけなくて辛いですね。

往診先の患犬さんたちも、てんかん発作が起きたり膵炎がひどくなったりというお話をよく聞きます。

ゴールデンに鍼

薬で抑えていても発作が起きました

上の写真のゴールデンさんも、薬でコントロールしていたのにてんかん発作が起きたとのことです。
特にシニアになると、春先には体調の管理が難しくなりますね。

 

東洋医学的に見たてんかん

東洋医学では、てんかんについて

  • 先天的な原因
  • 感情の失調
  • 脳部の外傷
  • 臓腑が弱っている
  • 血・津液の滞り

が要因であるという考え方があります。

特に、疲労などで腎が弱っていたり、体内の水分がうまく排泄されないために氣の滞りが生じて発生すると考えられます。

それを裏付けるような症例をご紹介します。

鍼を受けるフレブル

よくてんかん発作を起こすというフレブルさんです

写真は、若い頃からてんかん発作が起きているというフレブルさん。
飼い主さんのお話では、

「子犬の頃から定期的にてんかん発作を起こしています。
何かの流れが悪くて、それがいっぱいになると発作が起きるように感じていました。」

とのことです。

「痰(津液の滞り)がてんかんを起こす」という東洋医学の考え方と一致していますね。

 

てんかん治療にはまず薬でのコントロール

てんかん発作が起きたときは、回数が増える前に薬を飲ませて発作を抑えることが必要です。

発作が起きると飼い主さんはびっくりしますが、本人が一番辛いですよね。
また、脳へのダメージが蓄積されますので、発作はだんだんひどくなっていきます。

薬を飲ませることに抵抗のある飼い主さんは多いのですが、今はいい薬もいろいろありますから、まずは毎日きちんと投薬して発作を抑えることが一番重要です。

その上で、薬による内臓への負担を軽くするために東洋医学的なアプローチをしていただくと、体調を整えるのに効果が高いと思います。

 

てんかんへの鍼治療

てんかんに限らず、私の鍼灸整体治療の基本的な考え方は

  • 体の土台となる脾・腎を補う
  • 背骨周りの硬いところをほぐし、氣の流れをよくする

この2点が基本となります。

こちらのフレブルさんにも原則は同じ考え方で治療を行っています。

飼い主さんからは、

「鍼治療を始めてから、なんとなく体が軽くなったというか、反応がよくなったように思います。
また、治療の後おしっこが大量に出て、すっきりするようです。」

と言っていただきました。

また、

「いつもの年だと春・秋には発作が頻繁に起きて薬でのコントロールが難しいのに、今年は比較的発作が少ないように感じます。」

とも。

こちらの写真は治療後の気持ちよさそうなお顔です。

針治療後のフレブル

治療後はほっこり

慢性疾患に対する鍼灸整体治療は、じっくりじわじわと効いてくる場合が多く、「本当に効いているのかどうかわからない」と言われる方もあります。

でも、治療後にはなんとなくすっきりして見える、姿勢がよくなり、歩き方が軽くなるように感じると言われる飼い主さんはとても多いです。

そして、続けていただくと、

「皮膚の状態がよくなり、毛艶が変わってきた」

「食欲が少し増えたように思う」

「そういえば今年は動物病院にほとんど行っていない」

というふうに変化が現れます。

 

もし、犬猫のてんかんなどの慢性的な疾患にお悩みの飼い主さんは、ぜひ一度鍼灸整体治療も選択肢に入れていただいてはいかがでしょうか。
特に季節の変わり目の不安定な時期を乗り越えるお手伝いができると思います!

 

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もし、この中のどれかがあてはまるなら・・・


  • シニアになったペットにずっと健康でいて欲しい。

  • 最近うちのペットは足腰が弱くなってきた。

  • 保護犬、保護猫を迎えたけど、どんなケアをしていけばいいだろう。

  • 世間で噂のローラー鍼やお灸に興味がある。

  • 自分のペットを楽にするために何かしてあげたい。