看取る、ということ


琥珀

バーちゃんもいつかは・・・

滋賀ペット治療院の山路です。
主に往診でペットの鍼灸治療をしています。

このところ、急に暑くなったせいか友人のペットが相次いで亡くなり、私も少なからずブルーな気持ちになってしまいました。

どの飼い主さんも最期の瞬間まで手厚いケアをしておられましたが、そのときはいずれ必ず訪れます。
そして、どんなに手を尽くしたつもりでも飼い主には悔いが残ります。
「もっとこうしたらよかったのか・・・」
「あれをしなければよかったのでは・・・」

5月は各地でセミナーをさせていただき、そのつど素晴らしい飼い主さんにたくさんお出会いしました。どの方も、ご自分のペットのためにできることを一生懸命される方ばかりでした。

半身不随になり、「もう長くは保たない」と言われた大型犬を毎日のマッサージだけですっかり不自由のない体に回復させた方。
脳炎でてんかん発作を繰り返す小型犬に、ステロイドだけではなく鍼やホメオパシー、食事療法、マッサージ、あらゆることを試して今ではどこが病気か全然わからないぐらいに回復させた方。

それでも、最期のときを迎えるときには飼い主さんには悔いがきっと残るんでしょうね・・・

でも、家族に見守られながら家族の元で旅立つペットたちには、きっとこれ以上ない幸福な最期だと思います。

元気なうちにいっぱい一緒に歩こうね!

元気なうちにいっぱい一緒に歩こうね!

我が家の犬猫たちも遠くない将来、その日が来ると思います。
その日まで、できるだけ「未病」を保てるように、ケアをしていきたいと思います。


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