犬と楽しく暮らす

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犬の本

コンビニでこういう本を買いました。
よくテレビなどでは「飼い主がリーダーになるため、犬を人より下に位置づけなければならない。」として、「散歩の時には犬に前を歩かせない。前に行きそうになったらリードを強く引いて後ろに下がらせる。」などのしつけ方が紹介されています。

このいわゆる「リーダー論」が間違いであり、人と犬はもっと親密な交友関係を結べることが多くの専門家から言われているのですが、テレビなどで「問題犬が一発でお利口になる」という番組が放送されるとつい「自分の犬はなんであんなにお利口じゃないんだろう。自分ももっとリーダーとして厳しくすべき?」って思ってしまう飼い主さんも多いのでしょうね・・・

この本は、冒頭で犬と暮らす上で最も大切なことを書いています。
「人間の子供を育てるように育てること。」
しつけや、服従訓練、小手先の問題行動矯正のためのテクニックよりもずっと大事な、基本のところ。
それは、「犬と人が信頼関係を築く」ことです。

そのためには、犬にとって我が家が安心して住めるところであり、飼い主さんは大好きな信頼できる人でなければなりません。言葉の話せない幼い子供を育てるように、犬の要求をくみ取り、満たしてやり、犬にわかる方法で人のルールを教える。
決して、強制的な方法や脅し・罰などで犬を服従させるのではなく、ゆっくりと信頼関係を築くことで犬は飼い主さんの言葉をくみ取り、「この人の言うことなら聞こう」と思うお利口さんに育ちます。

犬は噛んだり、かじったり、飛びついたり、吠えたり、においを嗅いだりする生き物です。無理に犬らしい行動をやめさせて人の言うことに完全に服従させようなんて思わないで、犬らしさを大事にしながら人社会の生活にゆっくりなじんでもらう。

犬の飼い主さんには、そんな風に「まあまあ、ぼちぼちいこか。」というゆったりした犬との暮らしを楽しんで欲しいと思います。

おにぎりが欲しいゴン

写真は湖岸に遊びに行ったとき、私が食べているおにぎりが欲しくて見つめているゴンです。
私は黙って知らんぷりしておにぎりを食べています。それだけで、「これはお母ちゃんが食べてるから欲しがったらダメなんだな。」を理解します。
もちろん、ゴンには違うものをちゃんとあげました!

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