滋賀ペット治療院の山路です。
主に往診でペットの鍼灸治療をしています。
こちらのダックスさんは、昔わずらった椎間板ヘルニアのせいか、年齢とともに足腰が弱ってきたとのことで、昨年から定期的に鍼治療をしています。
飼い主さんには、鍼だけではなくご家庭でお灸によるケアを必ずオススメしているのですが・・・
お正月明け、突然足腰がへたってしまったダックスさん。
飼い主であるお父さんは慌てず騒がず、いつものように首から腰にかけてゆっくりていねいにお灸をされたそうです。
すると、なんとその直後からまた何事もなかったように走り出したとのこと!
飼い主さんご本人がその効果にびっくりされてました。
寝る前のローラー鍼も大好きで、いつも気持ちよさそうにされるそうです。
こちらのダックスさんも、年齢とともに後ろ脚のふんばりが悪くなってきたとのことで、昨年末から定期的に鍼治療をしています。
もちろん、鍼だけでなくご家庭でできるお灸やマッサージのやり方についてもご案内させていただきました。
飼い主さんは毎日、お灸とマッサージでワンちゃんの体をほぐしてあげているそうで、最初に診せていただいたときに比べたら昔の古傷である椎間板ヘルニアによる背中のこわばりがかなり解消されてきています。
ワンちゃんも年を取るにしたがい、若い頃にはすぐに回復していた体の不調や足腰の痛みなどがなかなか治りにくくなります。
また、人間でもそうですが、同じところを繰り返し痛めたりということも増えてきます。
こういう症状に対しては、定期的なメンテナンスとしての鍼治療はとても効果がありますが、何よりもご家庭で飼い主さんがこまめにケアをすることがワンちゃんの体調管理にはとても重要です。
飼い主さんの手に勝るケアはありません!
ローラー鍼やお灸による家庭でできるケアについて、各地でセミナーも開催しています。
ぜひ、ご自分の手でペットの体を楽にしてあげてくださいね!