椎間板ヘルニアの手術する? しない?

Facebook にシェア
Pocket

ダックスの鍼

手術後のリハビリに鍼はとても効果があります。

滋賀ペット治療院の山路です。
主に往診でペットの鍼灸治療をしています。

ダックスやコーギーなどに多い椎間板ヘルニア。
治療には薬物による保存療法と外科手術があります。
病気の程度やワンちゃんの状態によって手術を選択するかしないか、悩まれる飼い主さんもおられるのではないでしょうか。

動物病院によっても意見はいろいろで、保存療法を特に薦める先生もおられれば、手術が一番効果があると言われる先生もおられます。
実際には手術で全快するケースもあればすっきり治らなかったというケースもあり、逆に保存療法のみでよくなったというケースもあれば最終的には手術を選択したというケースもあります。

病態は個々に違いますので、一般論として「手術すべき」とか「保存療法だけで十分」とは言えません。
ただ、鍼灸治療をやる立場からすると、保存療法にしても手術にしても、鍼治療との併用は大変効果があると言えます。

コーギーのお灸

温灸により足腰を温め、血行をよくするのも効果があります。

高齢であったり、体調によっては手術を選択できない場合もあると思います。
また、手術をした場合でも、術後のリハビリをきちんとしなければ治るものも治らない場合もあります。

いずれにしても、鍼による刺激と温灸による血行促進を薬物による治療と併用することで改善が見られ、また再発防止にもつながります。
椎間板ヘルニアでお悩みの飼い主さんは、一度鍼灸治療という選択肢も試してみられてはいかがでしょうか。

Facebook にシェア
Pocket

PAGE TOP