鍼灸治療という選択肢


温灸棒

昨日は肌寒かったからお灸

滋賀ペット治療院の山路です。
主に往診でペットの鍼灸治療をしています。

ペットの鍼灸治療はまだ認知度が低いようです。
「何に効くのかわからない。」「鍼を刺すのは不安」・・・
そういう飼い主さんの声をよく耳にします。

「鍼灸治療は何に効くのですか?」と聞かれたら、「何にでも効きます」という答えが一番正しいのかもしれません。
それは、「病気の治療」というよりは「体調を整え、元の状態に戻す」ことを目的とした施術だからです。

たとえば、ガンを取り除くのは外科手術でしかできませんが、手術後に体調を整え、元の状態に戻すお手伝いができます。
感染症にかかったら薬を飲んで治しますが、年をとって体力がなくなったペットが感染症にかかりにくくするために体調を整えることができます。
また、麻痺などで動きにくくなった体が動きやすくなるよう、整えることができます。

それと、これが一番重要なのですが、お灸やローラー鍼により飼い主さんが自分の手でペットの体調を日頃から整えてあげることができます。

もし、ご自分のペットが体調が悪くなったとき、年をとって何となく元気がなくなったと感じるとき、足腰が弱ったり麻痺したりして歩きにくくなってきたとき、「鍼灸治療」を選択肢としてお考えいただきたいと思います。

鍼灸は体を作っている「気」の足りない部分を補い、滞っている流れをスムーズにし、全身の状態を整えることで健康な状態に戻します。
その結果、精神的にも安定し、問題行動の抑制にもつながります。

興味をお持ちの方は、ぜひ一度ご連絡くださいね。


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